RealVOICE 2016.6.1  尾山 信子さん

RealVOICE 2016.6.1  尾山 信子さん

プロフィール詳細

ゲスト名 尾山 信子さん
所属 record bar はっぴいえんど店主
プロフィール 尾山 信子さん
1953年女川町生まれ、石巻女子高等学校卒業後、21歳の時に石巻市内に喫茶店amp開店。現在、石巻市中央タイムヒルズビル1Fレコードバー「はっぴいえんど」店主

ラジオ(録音)

ラジオ書き起こし

GUEST 

尾山 信子さん (record bar はっぴいえんど店主) 




MC

松村 豪太 

(一般社団法人ISHINOMAKI2.0代表)




MC
「今日はですね、素敵なお姉さまにゲストに来ていただいております。さっそくご紹介しちゃいますね。record bar はっぴいえんど店主・尾山 信子さんです。」


GUEST
「こんにちは」


MC
「宜しくお願いいたします。」


GUEST
「やっと出番ですね」


MC
「お待たせいたしました(笑)でも、あれですね、尾山さんも もちろん素敵なんですけど、マイクのスピーカー通すと声がハスキーで!」


GUEST
「あー、あのちょっと酒焼けみたいかなと(笑)」


MC
「なるほど、ラジオの前の皆さん、record bar はっぴいえんど 。こちらは最近また色んな事情で移転して、オープンされて、また、はっぴいえんど という名前を冠されましたけれど、すごいお馴染みのお店だと思うんですね。実は僕もはっぴいえんど と言うと本当 石巻の音楽業界というかカルチャー業界ではカリスマみたいな感じで。僕なんか軽々しくいけないみたいな敷居の高さなんかを感じていたりしたんですが20年位前ですかね、まだ大学生の頃CLUBブームで友達の主催したDJパーティーをこちらで開催してお邪魔したことがあったんですよ。今日ようやくこんな距離でお話出来て感激しています。よろしくお願いいたします。本当、はっぴいえんど 歴史あるところなんですけれども、ちょっとご紹介していただいてもよろしいですか?」


GUEST
「そうですね、最初はampってお店をやってそこはロック喫茶だったんですけどもレコードを皆タダで借りていくのでレンタルレコードにしちゃった(笑)お金取ることにしたっていうか、それでそのお金でもっとレコードが増えるから、そのおかげでマニアックなレコードもいっぱい買えたし、皆のためにはお役に立てたかなという風には思っております。次はノイズというLIVEハウスがなくちゃこの街はだめだということでライブハウスを目指したんですけど防音装置とかそういうのがわからない時代で近所から苦情とかクレームが山のように来たし始末書4回?警察も来ちゃってそれで、ライブハウスは無理だということで民族バンドを呼んだり穏やかな方向にちょっと行っちゃって次は「はっぴいえんど」になったんですね。そこはちゃんと防音入っていたので、イベント出来る様にしてミニライブとDJパーティーとかお客さんを大事にする様ないいお店だったと思いますけど、やっぱりそこも競売というか倒産しちゃったんで大家さんが。で、出なきゃいけないという事で広小路に行ってそこも訳ありで、今度はロックな居酒屋にしようということで、レコード掛ける焼き鳥みたいな(笑)で3カ月で津波が来て終わっちゃったという。幻の居酒屋と言われているんだけど(笑)


MC
「オープンして3カ月で津波が来ちゃった?」


GUEST
「で、次は私もいつまでも体育館にいる訳にはいかないので、住まいが付いている飲み屋という事で2階に寝泊まり出来るあじさいの方に行ったんで謎の多い場所・地区だというのは分んなかったんだけど、私はとにかく部屋があるからという事でそこに行ってそうしたら2年でそこも競売に出されちゃって」


MC
「すごいですね」


GUEST
「また1円も持たないで出て行ってやっと、やれやれってGROOVYというお店にしたらそこは火事で今度は」


MC
「そうですね、非常に不幸な」


GUEST
「そうなの、でもここまでヒドいとあとは笑うしかないというね!涙をこらえて大笑いという感じになってしまったの」


MC
「これをこんなに朗らかに笑って話されるこの強さというか」


GUEST
「でも、行くところまでいくとマスコミが殺到しちゃって新聞から、TV局から来て不幸すぎる故に目立ってしまったというね(笑)すごいですよね」


MC
「すごいですね、何か持ってらっしゃるんでしょうね」


GUEST
「あまり深く考えないというか、お馬鹿というかね」


MC
「でも、本当それぞれのお店ちょっと深く掘り下げたいポイントがありすぎて、どこから聞いていこうか困っちゃう感じ。最初のロック喫茶が新しいですし、ゆっくり聴きたかったからレコード貸出しちゃって。で、LIVEハウス必要だというんで作っちゃって。いいですね!僕らISHINOMAKI2.0という名前で震災後、色んな若い人とか外から来た人で石巻を '' 世界でいちばん面白い街を作ろう ''という事でいろんな事始めてみるのに手作りでやってるんですよ。なんかすごいこう僕らずっと後輩ですけど憧れるというかちゃんと石巻人は先輩たちからそういうことをやっていたんだという事を力強く感じますね。」


GUEST
「そうですね、なんかあの東京には負けないぞみたいな、田舎ではないみたいな、最先端でいこうみたいな。で、常に新しいことは取り入れるというかね、ミーハーというか(笑)ミーハーなんでしょうね、きっとね。


MC
「でも本当、僕 今42歳なんですけど、意外と僕なんかギリギリというか割と音楽とか外で飲み歩くのが好きなので、素敵な
cafe SADIだったりニュー魯曼停だったり、BE-INマスターだったりとかすごい人たちがいるというのは知っているんですけどもやっぱり20、30歳になってくると、なかなか素敵な石巻の情報を知らない人がいっぱいいるんですよ。もっと知って欲しいなって思いますよね。」


GUEST
「そうですよね、もう街中で皆で運動会でもやれば仲良く大人の運動会みたいなスナックの女子もカッコいい服着て走らせるとか、面白いこといっぱいやった方がいいと思うけど」


MC
「いいですねー!まちなかで夜の運動会」


GUEST
「子どもだけではなく大人の運動会でもいかがでしょうかね、でもいいと思いますよ!あと大きさだけでなく小さくてもいいから中身のある街になればその地区にどんどん面白い人が磁石のように客寄りで寄ってくるから呼び込まなくてもそこに行きたいとなるから、そういうこっちの方が発信するというかね。磁石になる。」


MC
「素晴らしい。でも僕らISHINOMAKI2.0っていろんなコピーライターだったりデザインとか専門家が一緒に集まって石巻からむしろ東京に自慢できる物を作ろうぜという感じでやっているんですけど」


GUEST
「伝わってきますよ。やっぱり」


MC
「そこで割と世界規模で活躍している方なんですけど同じこと言ってらっしゃって 磁石 っていうキーワード出していたんですよ。石巻の石って何か引き付けるものがある、巻き込むものがあるんじゃないかみたいな事を言ってたりとかどんどん色んな人引き付けたいですね。で、レコードバー はっぴいえんど ということでやられてますけど今こちらの はっぴいえんど でもアナログ盤で店内の音楽を掛けていらっしゃる?



GUEST
「そうですね、アナログで。レコードにこだわってなんか脳細胞にアナログってすごいいい高周波が流れるんんだって。でCDはそこを削って作っているから、どちらかというと若返りやボケ防止にはアナログレコードの方がいいという情報です。」


MC
「えー、なんとですね今日はですねラジオ石巻の駅前スタジオにですね、このアナログのレコードを持ち込んで来ていただきました。で今、目の前で針をまさに落とさんとしているんですけども伝わりますかね、今の若い人に針を落とすという言葉が。じゃあちょっと聴かせていただいていいですか?」


GUEST
「老眼で見えません、すみません間違ったら(笑)」


MC
「あっそうか、大きいやつだから曲の途中を探すときは途中のから落とすんだ」


GUEST
「老眼鏡忘れて来ちゃった」


MC
「じゃあ曲の紹介なんかしていただいてもいいですかね?」


GUEST
「久保田麻琴と夕焼け楽団という、割と石巻の人は知っているけどそんなメジャーじゃないのかな細野(晴臣)さんとかはすごい売れているんですけれども是非、彼のレコード4、5枚あるんだけど全部が素敵なのでお薦めのアーティストです。」


MC
「じゃあ聴いてください、久保田麻琴と夕焼け楽団でLUCKY OLD SUNです。





リクエスト曲
久保田麻琴と夕焼け楽団  /  LUCKY OLD SUN





MC
「いいですね、アナログ盤。なんかちょっとだけノイズが入って温かいですよね。まさかこれがボケ防止になる高周波が入っているなんていう情報初めて知りましたけども、本当素敵です。是非皆さんデジタルもいいですけれどアナログの面白さがありますよねー。でも曲自体も色んな嫌な事、辛いことあるけどなんかちょっとそんなこと気にしないで前に進もうよみたいな気持ちになるいい曲ですね。まさに尾山さんの激動の人生を後押しするような。でもそうやってお店が色んな出来事に襲われていらっしゃって3.11では津波という事でしたけど、その時にも色々レコードを洗浄してくれるボランティアさんとの交流もあったというお話でしたけど」


GUEST
「そうなの、すごい引き合いがあって市役所の方にお願いしてロック居酒屋なんだけど居酒屋のお手伝いという事で、来てくれたんだけれども、泥の中からレコードだけ拾って。そうしたらレコードですか?って。皆本当に音楽好きな5人が来ちゃってコレクターみたいな人たちが。それでレコードを拾いながら、このお店 津波来る前に来たかったなって普通の状態で聴きたかったなって。ということですごいヘドロのの中からケガするし汚いから程よくていいですって言ったら、でもレコードですから!ってあの寒さの中を。こっちは本当にありがとうっていう その気持ち。ボランティアさんのその気持ちを忘れない、ありがとうございますって。」



MC
「そちらのその時にレコード洗浄してくれた方との交流も継続されているんですよね。」


GUEST
「そうなの毎年遊びに来るんだけれども向こうも次、火事?行く度に次々で大丈夫元気だからっていう感じなの。今年もまた来ると思います。」







手づくりCM
サルコヤ楽器店


リクエスト曲
久保田麻琴と夕焼け楽団  /  LUCKY OLD SUN

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