RealVOICE 2016.11.16 古関 良行さん

RealVOICE 2016.11.16 古関 良行さん

プロフィール詳細

ゲスト名 古関 良行さん
所属 河北新報社石巻総局長 / 三陸河北新報社編集局長
ホームページ http://ishinomaki.kahoku.co.jp/
プロフィール 1966年秋田県雄勝郡羽後町生まれ。秋田大学教育学部卒業後、1990年4月に河北新報社入社。その後、山形県酒田支局、本社報道部、防災部などを経て2015年4月より河北新報社石巻総局長を務める。 また、石巻かほくにて連載中のかめ七呉服店の米倉社長似顔絵記事「街なか楽描き展」も担当している。

ラジオ(録音)

ラジオ書き起こし

GUEST 

古関 良行さん
(河北新報社石巻総局長 / 三陸河北新報社編集局長)




MC

松村 豪太 

(一般社団法人ISHINOMAKI2.0代表)




MC
「一気に冷え込んだりポカポカしたり季節の変わり目という感じですけれども、街中も遂に先日のポケモンGO!で大変な騒ぎになっていますけれども、皆さんはいかが楽しんでいらっしゃったでしょうか?では早速、本日のゲスト紹介したいと思います。すごい色んな所でお喋り、お話する機会が多いはずで、僕なんかもいつもお世話になっているんですが、まさかの今日ラジオ生放送初めてなんだという事を聞いてですね、僕、上に立った気分でいるんですけれども、いつもと違って緊張されているなっていうのを感じるんですが、改めて宜しくお願いいたします。河北新報社石巻総局長 / 三陸河北新報社編集局長でいらっしゃいます古関良行さんです。」


GUEST
「どうも宜しくお願いいたします。超緊張しています。」


MC
「本当あれですね、新聞記者って花形職業といいますか、憧れている高校生・大学生の方が多いと思うんですけれども、その辺りのお仕事振りというか新聞記者って何やっているの?というところを聞きこんでいきたいんですけれども宜しくお願いいたします。」


GUEST
「はい、宜しくお願いします。」


MC
「なんかすごい小さい声で(笑)でもすごいんですよ!石巻総局長ですから。結構偉い方でいらっしゃるんですけれども。本当気さくで記者というよりも何か色んな事に参加されたりとか、僕らのイベントなんかもですけれど、まちの本棚・一箱古本市なんかにも出店していただいたりとか。」


GUEST
「楽しかったです。」


MC
「お酒を飲むと気さくな感じの古関さんなんですけれども、石巻はいつからでいらっしゃいましたっけ?」


GUEST
「昨年の4月からです。」


MC
「なるほど、1年半を過ぎたっていう感じですね。どうですか石巻は?」


GUEST
「石巻はいいところですね、というのもお魚がやっぱり美味しいですよね。新鮮だし大好きです。」


MC
「もともと河北新報社、宮城を代表する新聞ですけれども、ご出身は?」


GUEST
「出身はですね秋田県羽後町という農村地帯で生まれ育ちました。」


MC
「石巻の前までも色んな支局であったりですとか、地方とか行かれたりする事はあるんですか?」


GUEST
「えっとですね。駆け出しの頃の記者の頃はですね福島市におりました。その後仙台にいまして、その後ですね酒田市、山形県の庄内地方にも3年おりました。あとは県内ですと栗原市に4年間おりました。」


MC
「本当いろいろな所を飛び回ってといいますか移り変わっていらっしゃるんですね。なんかそういう色んな地域を知ってらっしゃる見てらっしゃるみたいなところ聞いてみたいと思います。ちなみに新聞記者って本当スーパーマンも新聞記者ですよねあれ?」


GUEST
「ああ、そうですね(笑)」


MC
「素敵な職業だと思うんですけども、元々新聞記者になろうとしてたんですか?」


GUEST
「いえ、元々はですね教師になろうと思いまして、専攻がですね実は数学科なんですよ。で、文章書くのが全く苦手な方でして、地元の秋田大学に入りまして先生になる予定だったんですけれども、ちょうど僕が大学に入る前に1983年5月に日本海中部地震という大きな地震がありまして、あの時も津波で死者数が100人いたんですね。で、あの私は小学校6年生の頃、交通事故で父親を亡くしていて交通遺児の育英会という所からの奨学金で大学に行ったんですけれども、当時そういう災害で親を亡くした子達には奨学金制度というものは無くて実際にじゃあどうやって高校に行ったりとか大学に進学するんだろうと思って一軒一軒、家庭訪問して調査して作文集を作った事があります。そういう時にこういう人達の声を世の中に伝えたいなと思って新聞記者になろうと思いました。」


MC
「なるほど、そういった経験を踏まえてだったんですね。今、僕らも高校生のプログラムをやっていまして「いしのまき学校」という別にテストでいい点数を取るための学校ではなくて街を色々体験する、あるいは街のすごい人を先生としてその背中に憧れたりとか、自分のなりたい職業を更に明確にするとか、そこに近づくみたいな事を目指しているんですけれども何か新聞記者という所を是非先生としてお呼びしたいなって思います。」


GUEST
「私でよければ」


MC
「お願いいたします。毎回この番組ゲストの方に一曲紹介していただいております。今日、じゃあ古関さんから紹介していただいてもいいですか?」


GUEST
「はい、ええとですね、ブラジルのですねジョアン・ジルベルトという人のですね「バイーア生まれ」をお願いいたします。」


MC
「渋いところですね。ではまずお聴きください、ジョアン・ジルベルト バイーア生まれ です。」




リクエスト曲
ジョアン・ジルベルト /  バイーア生まれ

( JOAO GILBERTO    /  Eu Vim Da Bahia)





MC
「大人な感じで素敵な昼下がりというような。ちなみにこれは何で紹介していただいたとかあるんですかね?」


GUEST
「実はですね大学時代にですね、大学を1年間休学して中南米を放浪していたことがありまして、でここのバイーア州っていうのがですねブラジル北東部にあるんですけど、このジョアン・ジルベルトはそこのバイーアの出身で僕がいた時にですねこの曲とかブラジルの音楽を聴いていたもので結構 心に染みる様な音楽で若い時に聴いていたので思い出深い曲なんですね。」


MC
「すごいブラジルに休学して行っていらした、その辺は今度飲みながら聞きたいな、聞かせてください。そうやって海外だったりとか東北でも色んな地方で働かれていた古関さんから見て改めて先程も聞きましたが石巻の特徴といいますか個性みたいなのはどう映っていますかね?」



GUEST
「こちらに来て一番思うのはですね、港町としての歴史とか文化とかっていうのが、とても深い地域だなというのを感じます。でも一方で折角こういう文化とかですね、歴史がですね色濃く残っている地域なんですけれども石巻の人たちって余り古いものを大切にしていないんじゃないかなと感じる時がありますね。」


MC
「あーそれは実は僕も石巻生まれ、石巻育ちですけれども、ふむふむって思うところがありますね。歴史のある街のはずなんですけれども意外と街並みにそれが....」


GUEST
「残ってない!」


MC
「残ってない。僕は今42年生きていますけれども、そういったところあるかもしれないですね。その割に大型店とかチェーン店がオープンすると僕も含めてそこにわっと行くような風土というか人柄みたいな所はあるかもしれないですね」


GUEST
「先日ですね、シンポジウムがあって、長野県松本にですね行ってきたんですけれども、ちょっとびっくりしたのはですね、ちょっと街を歩いただけで、昔のラジオを展示しているような所があったりとか、時計を展示しているなっていう所があったりとか、あとは文具を展示している博物館があったりとかすごく生活に密着ものを大事にしているなっていうところを感じました。で例えばですね、水産加工が盛んだった石巻には昔、スケソウダラ(魚)をですね解体する時に出刃包丁の先にですねパチンコ球の様なものがくっついた独特の包丁があったんですよね。でそれっていうのはですね、今でもあるんですけれども、どこにも皆さん忘れているというか知らないんじゃないかなと。」


MC
「すみません石巻人ですけれど知りませんでした。」


GUEST
「今でもですね、売ってるんですけれどスケソウダラが盛んだった時にそのタラコを傷つけない様にという事で出刃包丁の先に丸い様な球が付いているんですよね。面白いなと思って。こういう道具っていうのは、その土地・文化とか歴史を語ってくれるはずなのに、どこにもそういう事を系統立てて展示したり見ることが出来ないというのが僕はちょっと寂しいなという気がちょっとしますね。」


MC
「そういう施設を作るというのも大事ですけれども日々そういったことをを価値を見出し、尊重しなきゃいけないですよね。石巻人として僕がですね。でも、元々石巻にも毛利コレクションという素敵なそういう民族的学的な駅弁の蓋だったりとか鉄道物だったりすごい価値のあるコレクションがあったんですが、それが収蔵されていた文化センターとか流されたんですね。で、今新しい複合文化施設がこれから作られようとする訳ですけれども、何かそういった所にもそういった歴史とか日々の暮らし、足元を大事にする様な展示みたいな事を市民の声として出していかなきゃいけないなと、今聞いて思ったりしました。」




手づくりCM
松竹


リクエスト曲
ジョアン・ジルベルト /  バイーア生まれ

( JOAO GILBERTO    /  Eu Vim Da Bahia)



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