RealVOICE 2017.3.1 岩元 暁子さん

RealVOICE 2017.3.1 岩元 暁子さん

プロフィール詳細

ゲスト名 岩元暁子さん
所属 石巻復興きずな新聞舎 代表
ホームページ https://www.facebook.com/kasetsukizuna/?ref=ts&fref=ts
プロフィール 1983年、横浜市生まれ。石巻復興きずな新聞舎代表。 上智大学卒業後、米系IT企業勤務を経て、2011年4月にボランティアとして石巻へ。長期に渡り石巻に滞在し、泥かき、漁業支援、避難所支援、工場支援、仮設支援に携わったのち、2012年4月よりピースボート災害ボランティアセンター(PBV)の専従職員になる。2012年7月より、仮設住宅向け無料情報紙「仮設きずな新聞」の編集長を務める。 2016年3月、PBVの石巻での活動終了に伴い、PBVを退職し「石巻復興きずな新聞舎」を設立。「最後のひとりが仮設住宅を出るまで」を目標に、医療・健康や心のケア、地域の復興状況をまとめた新聞を発行し、仮設住宅・復興住宅にボランティアの手で届けている。夫が住む東京と石巻を行ったり来たりの日々。

ラジオ(録音)

ラジオ書き起こし

GUEST 

岩元 暁子さん
(石巻復興きずな新聞舎代表)




MC

松村 豪太 

(一般社団法人ISHINOMAKI2.0代表)




MC
「年度末に突入してあっという間に3月ですよ皆さん、大丈夫でしょうか? 3月色々と決算だったり報告書まとめたりとか会社の方、団体の方あると思うんですが、僕も必死です。一緒に乗り越えましょう。という事でたぶん同じく必死で駆け回っている素敵なゲストを今日お迎えしてますので、さっそく紹介したいと思います。本日のゲスト石巻復興きずな新聞舎代表 岩元 暁子さんです。」



GUEST
「宜しくお願いいたします。」


MC
「暁子さんというかアイリーンちゃん、として街のみんなに、仮設住宅の皆に親しまれていますけれども、もうすっかり石巻人!同じ仲間ですけれども一番最初に石巻に入ったのは2011年の?」



GUEST
「4月ですね。東日本大震災から1か月ちょっと経った時でした。」


MC
「災害ボランティアとして入って色んな混沌としていた時に活躍してくださっていたと思うんですけれども、石巻って本当にたくさんのボランティアの人が入って来ました。みらいサポートさんのリサーチで震災の最初の年で28万人というボランティアの方がいらしているらしいです。で、残っている方もいて新しく素敵な飲食店を立ち上げたりとか、新しい団体、コミュニティ作りをしていたりとか本当色んな関わり方で残っていただいているんですよね。団体という所もあっていろんな団体が支援に入ってくれました。ap bankだったりとかオンザロードだったりとかピースボートだったりとか、そういった団体というのは6年というフェーズで役割に区切りを付けたり、活動変えたりもしているんですけれど、そういったところで暁子さんみたいに次のフェーズに進んでいたりとか嬉しく思うんですが。」


GUEST
「ありがとうございます。」


MC
「どうですか?今の活動状況みたいなのは」


GUEST
「そうですね。私は前はピースボート災害ボランティアセンターという団体で石巻にボランティアとしてやって来て、そのあと仮設住宅の支援をするプロジェクトを任されてずっとやってきたんですけれども、そのピ-スボートが災害から5年という節目で去年の3月で活動終了することになり、その時に私もここで終わって東京に戻るのかなあとぼんやり思っていたんですが、その時に一緒に活動に加わってくれていた地元のボランティアさんだったり県外から支えてくれていたボランティアの方々が続けたいと。この活動に関わることが自分のやりがいや生きがいになっていた、住民さんに「ありがとう」と言われることが嬉しかった、記事を書いているボランティアさんも情報発信が出来る場があるという事がすごく嬉しかったという風に言ってくれて、そんな支援者にもメリットがあるプロジェクトだったんだなという事を改めて気づかされたんですね。これまでの5年間はやってあげているというところが少しあったかもしれないですけれども、これからは関わっている人も参加しているボランティアも楽しく自分の為になっているそういう形であれば続けられるんじゃないかなと思って今の形に。新しい団体として石巻復興きずな新聞舎として再スタートしたという感じですね。」


MC
「なるほど。本当一番ピ-ク時だと何部発行していたんですか?」


GUEST
「仮設きずな新聞の時代で石巻市内の仮設住宅全戸に配っていたので7,500部」


MC
「7,500部!けっこう普通の大手新聞社並みに」


GUEST
「結構、重いんですよ紙って(笑) ダンボール箱で何箱となるので印刷も自前でやっているので丸一日掛けて印刷して、しかも印刷したら折らなくちゃいけないという結構大変な思いをしてきました。」


MC
「石巻きずな新聞、今では「復興きずな新聞」ですけれども認知率というか本当にお世話になっている愛読している方多いと思うんですけれど、読者からの反響みたいなのは、例えば当時と今とで変わっているとか印象的な事とかありますか?」


GUEST
「何度か読書アンケート行っているんですけれども、最初の読者アンケートの時は辞めないで欲しい、自分たちはまだまだ仮設暮らしが続くので辞めないでくださいというような結構切実な言葉が多かったんですけれども、6年が経とうとしている今、少し落ち着きが出てきたのかなと思っていて、でもやっぱり一方で多くの団体が活動を縮小していく中、今でも続けてくれる事に本当励まされますと、でも無理はしないでくださいねという言葉が書き添えられていることが多くなってきて、すごく支えられているなと心配されながら、ケアしてもらいながら活動を続けているなという感じはします。」


MC
「ちなみにピーク時7,500部で今だと仮設住宅もだいぶ減っていると思うんですけれど何部発行されていますか?」


GUEST
「そうですね、今は6000部発行していますけれども」


MC
「ほとんど数字変わっていないじゃないですか」


GUEST
「そうです。あまり減っていない感じなんですけど、実は仮設住宅には2,500部くらい配ってて復興公営住宅にも新しく石巻復興きずな新聞になってから配るようになって、そちらがかなり多くて3,500部くらいが復興住宅の方に配っている状態ですね。」


MC
「なるほど、僕も昨日ちょうどお話させていただく機会があって数字を復習したばかりなんですけれど、大体、石巻の仮設住宅から人がいなくなっているとか、災害公営住宅どのくらい出来ているのとか、意外と知らないと思うんですよね。実は仮設住宅としてはピ-ク時の1/3位なんですよね。建物も人もまだ逆に言うと1/3も残っているという。6年経ってという状況を僕らは知らなきゃいけないと思いますよね。災害公営住宅もすごくたくさん出来ているんですけど、今、引っ越しを済ませた進捗率70%をちょっと超えたみたいなところで一緒に手に手を取って歩いて行かなくちゃいけないという事を感じますよね。まだまだ石巻復興きづな新聞のお話を聞いていきたいんですけど毎回ゲストの方に曲をリクエストしていただいています。岩元さんから素敵な曲リクエストいただいているんですけど岩元さんご自身から紹介していただいてよろしいですか?」


GUEST
「はい。宮城県蔵王出身のシンガーソングライターの幹mikiさんの「光」という曲です。」


MC
「ではまず聴いてみましょう幹mikiさんで光です」



リクエスト曲
               幹miki / 光

MC
「幹mikiさんいい曲ですねー、しっとりと」


GUEST
「曲もいいし歌詞も大好き」


MC
「今度LIVEあるそうですよ!」


GUEST
「そうなんですよね」


MC
「我々もすごいお世話になっている遠藤さんのN's SQUAREで!ぜひ皆さんN's SQUAREに足をお運びください。幹mikiさんだけじゃなくラジオ石巻で番組を持っている石田裕之さんとメモリアルライブがあるという事で、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?ちなみに震災から6年になりますけれど、色んな景色を石巻で見てこられたと思うんですが、最近変わってきたとか石巻の印象みたいなのはありますか?」


GUEST
「仮設が寂しくなりましたね。先程、1/3の仮設住宅に住んでいる方がいると言っていましたが、確かにそういう見方もあるし団地に行ってみると一棟に一人しか住んでないとか、団地に一人しか住んでいないという様な団地もあるんですね。やっぱり寂しさや焦りや不安を抱えていらっしゃる方も少なくないので寂しいなと思います」


MC
「そうですね、あくまで仮設というのは仮設であってどこかで無くなるんですよね。ちゃんと受け止めなくてはいけなくて、最後残る方がいて。そういう人って想像したらすごい怖いと思うんですよね。そういう想像をみんなで共有しなきゃいけないと思いますよね。そもそも元々ボランティアとして入っていましたが書く職業とか書く経験とか多かったんですか?」


GUEST
「いえ、全く。石巻に来る前まではIT系の会社で営業していましたね」


MC
「でもすごいしっかりした内容も充実していますし、すごいほっこりする文章で。」


GUEST
「たぶんプロに見せたらこんなの新聞じゃないってポイっとされちゃう様な感じだと思うんですけど、私は新聞と思ってないというか、住民の方は「手紙」だと思って受け取ってくださっている方が多いのかなと思っていて。というのも今までの新聞を100号以上出しているんですけれど全部取ってあるという方がたくさんいるんですよ、ありがたいことに」


MC
「うれしいですね」


GUEST
「新聞ってあまりずっと取って置かないと思うんですけど、人から貰う手紙って捨てられないですよね。なんかそういうつもりで読んでくださってのかなと思うので、私も手紙だと思って書いています。」


MC
「この石巻復興きづな新聞、なかなか仮設で読む機会がある一方で意外と手に取る機会ない方もいて、この番組を聴いてちょっと見てみたいわ、という方もいると思うんですけれども、この手紙が届く以外で入手する機会はあるんですか?」


GUEST
「幾つか市内の拠点に置かせていただいているんですけど、ISHINOMAKI2.0の本拠地であるIRORI石巻、あとアイトピア通りの かめ七呉服店さんですとか、渡波の方ですとワタママ食堂さんとか、河北の方は川の上・百俵館(かわのかみ・ひゃっぴょうかん)さんとか道の駅 上品の郷ですかね、いくつかの拠点で手に取ることが出来ますので!」


MC
「ぜひぜひ皆さんIRORI石巻で石巻復興きづな新聞取りに来てください。」

手作りCM      

           和牛乃亀山

リクエスト曲    

                                    幹miki / 光






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